「IT業界って何?」文系女子が
未経験から エンジニア、
そしてデザイナーになるまで

「IT業界って何?」文系女子が未経験からエンジニア、そしてデザイナーになるまで
Reina.K
文系の四年制大学を卒業後、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアとしてアプリ開発、人事給与システムの運用サポートを担当。その後、ZEYに参画し、これまでのエンジニアリングの経験にデザインナー経験をプラス。現在幅広い対応が可能となる。

「自分にとっての天職って何だろう?」 いつの時代も、このように考える人は少なくない。終身雇用という制度はもはや崩れ、仕事は「我慢してお金を稼ぐ手段」ではなくなった。だからこそ、自分の気持ちに素直に応えた仕事選びが、幸せにつながっていく。
今回のインタビューに登場するReina.Kは、現在デザイナーとしてのキャリアを歩んではいるが、そもそもはエンジニアで、さらには大学卒業までコードの類を一切知らなかったという未経験の状態からスタート。いまでは「この仕事が向いている」と語る彼女が、なぜWebクリエイターを目指したのか。理由をひもといていく。

「ロジカルに考えること」はエンジニアにも共通していた

Reinaさんは、大学卒業後にエンジニアとして就職したとのことですが、どういった業務内容を?

以前は主にECサイトの管理画面や、パッケージ開発に携わっていました。ほかの会社に常駐してシステムのお手伝いをしていたこともありましたね。

そもそも学生の頃からエンジニアを志望していたんですか?

全然です。そもそも文系で、『IT業界ってどんなことをやっているんだろう』くらいのレベルで(笑)。就活でも、最初はマーケティングとか広告業界に興味があったんですが、説明会に行って話を聞いていると、『もしかしたら自分に合っているのかな』と思うところがあって。

それはどういうところが?

大学では経営戦略のゼミに入っていたんですが、そこで物事をロジックに考えることが好きになったんです。自分には全然関係ないと思っていたプログラミングも、“情報の整理整頓”をするという意味では似ていて。実際社会人になって、コードを書いてみたら楽しくできて、適性があるんだなと。

今ではさほど珍しいことではないですが、女性が未経験からプログラマーを志望するっていうのは周囲にも少なかったのでは。

私が新卒のときは、周りはほぼ男性でしたね。最初は本当にわからないことだらけでしたが、研修期間や実践でひたすら手を動かしながら覚えていきました。他の人よりは吸収能力もあったのか、部署異動含めいろいろ経験させてもらえて、結果、最初の会社には3年半ほど在籍していました。

30歳で見据える大きなキャリアパス

そこからZEYに移った理由はなんだったんですか?

フロントエンドとして開発していくことにやりがいは感じていたんですが、やっていくうちに『クリエイティブの制作もやってみたいな』という欲が出てきて。ZEYはデザイン未経験でも一緒にキャリアを作っていきましょうっていう感じだったのと、良い意味で会社っぽくないカジュアルな雰囲気があって、参加しようと。

なるほど。もちろんエンジニアで培った知識が通じる部分はあるかと思いますが、思い切った決断でしたね。

前職をやめてから少し期間が空いたんですが、その時に『自分が何をやりたいのか』 って考えて、よりデザインへの思いは強くなりましたね。UIのことなど、オンラインなどで自主学習はずっと続けています。

ZEYに所属してから1年半ほど経ちますが、どのような経験を積んできましたか?

いまのプロジェクトはZEYに所属して2つめなのですが、BtoCのLPのクリエイティブなど、ちょこちょことデザインはやらせてもらっています。最初のプロジェクトが、ディレクターやデザイナーもいないところで、大変ではあったんですが、そのぶん自分の裁量が大きくて、良い経験になりました。

今後、Reinaさんが描いているキャリアを教えて下さい。

もっと経験を積んで、フリーランスとしてやっていきたいと気持ちはあります。いま、新卒のときの会社と比べて、趣味の時間……よく家でゲームをしているんですが(笑)、会社とプライベートが切り分けられるようになりました。より時間も仕事も自由度高くするには、それ(フリーランス)が良いのかなと思っています。

すでに20代にしていろいろなことを経験しているから、将来的にもそう遠くなさそうですね。

30歳をめどには考えていますね。これまでチームメンバーの進捗管理・工数管理など、マネジメント業務にも携わったことがあるんですが、どちらかというとプレイヤーとして作っていくことのほうが好きなので、これからもどんどんスキルアップさせていきます。

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