2000年代前半にSNSの代表格となる『mixi』を生み出し、インターネット上で仲間とコミュニケーションをとる文化を日本に作り出した株式会社ミクシィ。

そこから現在まで、スマホゲーム『モンスターストライク』をはじめ、スポーツ事業、転職サイト、婚活支援サイト、最近ではAIロボットなど、幅広いジャンルの事業を展開してきた。技術やビジネススキームの目まぐるしい変化がある中で、ミクシィはどういったクリエイターを求めているのか、人事採用担当の大谷さんに話を聞いた。

スクランブルスクエアからの眺めのように「風通しの良い企業風土」

大谷さんの経歴からお伺いしたいのですが、以前はIT分野とは畑違いの企業にいらっしゃったとか。

「そうなんです。雑貨やインテリアが好きだったので、いろいろなメーカーの商品を扱える専門商社で営業を担当していました。1年半ほど在籍したあと、人事部に異動して、新卒採用などを行ってきました。そこから、もっと様々な職種の方と話してみたいと思い、これまで接触していなかったエンジニアやデザイナーのいるIT業界を選んでいたところ、ミクシィと縁があった感じです。」

実際に入社されてみて、どういった印象を持ちましたか？

「いまお話しをしているオフィスの雰囲気同様、『風通しが良いな』と思いました。上の方にも気楽に話しかけることができますし……私の場合、以前の職場が『お話よろしいでしょうか』と、会話が余分に多かったこともあるかもしれませんが（笑）。受け身にならず自発的に行動することを求められる会社ですが、それを受け止め、ブラッシュアップしてくれる人たちが周りには多くいますね。」

たしかに、スクランブルスクエアからの眺めもそうですが、受付の広々とした空間は壮観でした。

「ソファスペースでは、気軽に集まって話したり、一方で作業に集中しやすいように個室ブースといった設備が備わっていたり、社内食堂、社内カフェなどもあります。」

ちなみに、現在皆さんの働き方はどのようになっているのでしょうか。

「1回目の緊急事態宣言が発令されたタイミングで全体的にリモートワークを導入し、2020年6月からオフィスワークとリモートワークが融合した新しい働き方「マーブルワークスタイル」の試験運用を開始しました。」
※その後の感染拡大状況や行政からの要請に応じてリモートワーク中心の働き方にするなど、フレキシブルに対応しています。」

アウトプットの先の「ユーザーコミュニケーション」まで想像する

ミクシィではどのようなクリエイターを採用したいと考えていますか？

「やはり“事業会社”なので、『こうしたサービスを作りたい』という思いを持った方とお会いしたいですね。クリエイターと聞くと、スキル重視な側面を浮かべるかと思うのですが、それだけではなく、ローンチした後のユーザーコミュニケーションまで想像できるかも重要です。」

クリエイターの技術力を高めるために行っている施策などはあるのでしょうか。

「オフィシャルで行っているものはないのですが、社員同士で勃発的に勉強会を行っています。とくにデザイナーの方たちは1年くらい前から社外のクリエイターと交流する取り組みもしています。またディレクター、プロデューサーなど、技術職でない方も職種合同で融資で集まり学びあっています。」

『ZEY』から「コミュニケーションサービス」を作れる人材を

パーパスに『豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。』とあるように、
その「コミュニケーション」が基本になった環境づくりが印象的です。

「SNS『mixi』やスマホアプリ『モンスターストライク』のように、近しい人間関係におけるコミュニケーションを豊かにするサービスで成長してきましたし、そうした価値観に皆さん共感して応募されてきます。私含め、音楽業界や医療業界など、異業種からの転職組が多くいて、バックグラウンドもバラバラですが、目指している指標はしっかりしているので、着地は同じところになる。そういった意味での、やりがいは感じられるはずです。」

最後に、『ZEY』のサービスに期待することをお聞かせできますでしょうか。

「クリエイターの方たちのスキル、キャラが見えやすいので、ビジョンマッチングでの相違が少なそうだなと思いました。いま、働き方は多様化していて、正社員、業務委託、フリーランス問わず、コアに関わってくる方はどんな形態でもいますので、ミクシィの企業風土が合いそうだなと思った方は、ぜひ貪欲に応募してきてほしいです。」