「終身雇用制度の崩壊」が叫ばれて久しい。それだけに、20代のうちから異業種・異職種への“キャリアチェンジ”に踏み切る人もそう少なくはない。
今回のインタビューに登場するReika.Nは、新卒で不動産の営業に従事したのち、一念発起し未経験のWebデザイナーへと転身。実践レベルにまでたどり着くのは容易ではないものの、持ち前の熱意、そして努力によって、見事に自身が希望するポジションを掴み取った。彼女の経歴から、キャリアチェンジを成功させる秘訣を探る。
入社して早々に気づいた“違和感” そして「本当にやりたいこと」
Reikaさんは現在Webデザイナーとしてお仕事されていますが、学生時代からデザインに関することをやられていたんですか?
いえ、生物の実験をしていました(笑)。最初は化学薬品を扱っていたんですが、研究室に入ってからは、微生物を培養して、その応用実験などを行ったりしていて。
今とは全然違う方向のジャンルですね。
楽しいことは楽しかったんですけど、繰り返しの作業が多くて、『このままずっと同じことをするのはどうなんだろう……』という気持ちが湧いて、普通に就職活動をはじめて。最初は、不動産会社に就職して、賃貸物件の仲介営業をしていたんですが、1年も経たないうちに『これは違うな』と。だから次は、自分が一生懸命に頑張れることをやろうと考えて、結果“Webデザイン”にたどり着きました。
ということは、実務経験はないまでも、何かしら知識があったと。
レイアウトとか色を考えるのが好きで、研究室や、所属していたサークルでポスターを作ったりしてはいました。ただ、大きなものをつくったことはなかったので、職業にしようとまでは考えられなかったんです。最初の会社を退職してからZEYに参画して、“デザイン未経験OK、かつ教育制度も整っているところ”を見つけていただきました。
最初に決まった会社では、どんな業務内容だったんですか?
LANケーブルの配線工事を行っている会社で、CADを使って図面デザインを作っていました。ただ、そのときちょうどコロナが酷いときで、経費削減となって外部から雇えないことになり……でも、そこの社員さんが優しくて、次のプロジェクト先を探してくれて。
ゆくゆくは“オールマイティなフリーランス”を目指す
ああ、そんなことが。今はどんなことをやっているんですか?
クレジットカード会社のサイトトップページや、キャンペーンのランディングページデザインを担当しています。まだ業務開始してから数か月なので、これからさらにいろいろな業務を担当するとは思います。あとは、別の会社からもプロジェクトをもらって、デザインのお手伝いをしたりですとか。
ほぼ未経験からデザイナーになったにも関わらず順調ですね。
前職でも、ずっと土日に勉強はしていました。本やオンラインだけじゃなく、会社から課題をもらって、そのフィードバックをしてもらうとか。実践的なことはそこで学べていましたね。
ではReikaさんが、今後どんなことをやっていきたいとか目標はありますか?
デザイナー経験はまだ浅く、遠い先までは考えられないので、とりあえずは相手が望むものをどんどん作っていきたいなと思っています。新卒1年目で営業を経験して、『黙々とデザインに没頭するのが好き』と早くに気づけたので、これからは目の前のことを続けていくだけだなと。ただ、デザインにはディレクションする人も必要になっていくと思うので、そうしたところも経験したいですね。マーケティングやSEOも楽しそうだなと……
それらを全部身につけたら、“最強感”がありますね(笑)。
ゆくゆくはフリーランスとして、ちゃんと稼ぎつつ、自由に働くほうが私的には合っているのかなと思っていて。コロナの影響で、1ヶ月ぐらい無職期間も経験したということもあるので、チャンスがあればいろいろなことに積極的にチャレンジしていきたいです。
今すぐにZEYを使ってみる。
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